向田 公輝

向田 公輝

研究テーマ

       ポスト冷戦期インドにおける外交の展開

研究内容

    1. 私の研究の目的は、ポスト冷戦期インドの大国化外交を総合的に解明することである。インドは、1947年の独立以来、周辺国や大国との対立と緊張緩和を繰り返してきた。先行研究がともすれば対立に至る過程の分析に偏りがちなのに対し、本研究においては、周辺国との緊張緩和のプロセスや、インドの国内政治が外交政策に与えた影響にも注目し、ポスト冷戦期インドの大国化外交の総合的理解を目指す。

      その際、現代インドの大国化政策や近隣諸国との友好促進、経済成長の安定化に貢献したアタル・ビハーリー・ヴァージペーイー首相(1998年3月~2004年5月)の外交政策に焦点を当てる。

         

          インド門:インド独立を象徴する碑

       

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