秋田 日和

秋田 日和

研究テーマ

    1. ヒマーラヤ地域における遊びと生業

研究内容

  1. 私がフィールドとするヒマーラヤ地域は、「世界の尾根」とも呼ばれるヒマーラヤ山脈の影響を様々に受けている。そしてもちろん、そこに暮らす人々にも、気候や経済活動などの面で影響は及び、ヒマーラヤ地域には独自の文化や産業がある。

    その中でも特に遊びと生業に着目し、ヒマーラヤ地域に暮らす子どもたちが遊びそのものや遊び空間をどう捉えているのかを明らかにしていきたい。

    遊びや娯楽は人の人生を豊かにする要素であり、ある面では人間の楽しむ力や競争心などが表れる本能的な営みである。地域や世代を超えて共通する普遍性がある一方、何でどう遊んでいるかはそれぞれに異なり、遊びをどのように捉えているかに社会や文化圏、個人の価値観が現れていると考える。経済的利益を目的とする点で遊びとは異なる、生業との関係性も踏まえて、ヒマーラヤ地域の遊びについて考察していく。

    写真のキャプション①:ツンギ(輪ゴムを束ねたボール)を蹴って遊ぶ子ども

    写真のキャプション②:大人を手伝って薪を取りに行く子どもたち。仕事というよりはピクニック気分なのか、楽しそうに盛り上がっている。 学校に遅刻するのは気にしない。


 

 

pagetop